【2023年版】ペットと入居できる介護施設の割合が多い都道府県ランキング

ペットは生活に安らぎを与えてくれ、高齢でペットを飼っている人は少なくありません。もし介護施設に入居することになっても、大切なペットと一緒にいることはできるのだろうか・・・?

今回はLIFULL 介護に掲載されているペットと入居ができる介護施設について調査を行いました。

ペットと入居できる介護施設の割合全国平均は7.2%

ペットと入居できる施設の全国平均割合は7.2%で、大阪府、愛知県、東京都など施設数自体が多い都市部が上位に来ています。0%の県は14ほどあり、まだまだペットと入居できる施設を見つけることの難しさが見受けられます。

ペットと入居できる施設の割合が多い都道府県は岡山県

LIFULL 介護で情報公開されている施設の中で、ペットと入居できる施設の割合が高い都道府県の1位は岡山県でした。トップ10の殆どを三大都市圏が占める中、中国地方から唯一のランクインとなりました。同県は犬の飼育率が5.4%で、全国平均5.0%を上回っています(※)。この飼育率の情報から見ても、ペットと生活をし続ける意識が地域の文化として根付いているのかもしれません。また、首都圏以外ではあまり多くないペットと入居ができるサービス付き高齢者向け住宅があるのも特徴です。

※犬の飼育率:厚労省「都道府県別の犬の登録頭数」(令和3年)を総務省「人口推計」(令和3年)で割って算出
 

他に三大都市圏以外でトップ10にランクインしたのが10位の静岡県です。静岡県も、「ペットと入居できるサービス付き高齢者向け住宅」がある他、源泉掛け流し温泉を持つ入居金が数千万円という高級施設などがあります。

tayorini編集部のコメント「まずは入居できるペットの基準を確認しましょう」

ペットと入居できる介護施設といっても、どんな動物でも入居が可能というわけではありません。種類や大きさなど各運営会社に基準があり、それをクリアしていなければペットの入居はできません。ゆくゆくは自分で世話ができなくなることが想定され、また他の入居者への影響が加味された基準となっています。しかし、相談の余地がある場合もあります。以下のようなケースで基準をクリアしていなくても入居可となった事例もあります。

  • 基準より大きいサイズだったが、おとなしい性格の犬だったため入居ができた
  • 他の入居者への影響があまりない場所の居室だったため入居ができた
  • エントランスからすぐの居室だったため入居ができた
  • 施設のセラピー犬として迎えられた


これらのように施設や運営会社の努力により基準をクリアできていなくても入居が可能になる可能性もあります。10年前と比べると、ペットとの入居の相談がしやすくなってきている印象です。必ずしも例外が認められるわけではありませんが、まずは施設長や運営会社に相談することをオススメします。

入居者がご逝去後もペットを引き取ってくれる施設や、ご家族が引き取らないといけない施設があります。最近では老犬ホームと提携している介護施設もあります。入居者のご逝去後の対応がどうなるかも確認しましょう。

また、施設によっては元々施設でセラピー犬を飼育していたり、ペットがスタッフとして勤務しているこんな施設も! 

2024/10/08

ワンちゃんでつながる老後?犬が正社員の老人ホームをバンギャルが訪ねた-バンギャル老人ホームへの道⑸

ぜひLIFULL 介護でペットと暮らせる老人ホームを探してみてください。

<ランクインした都道府県のペットと入居できる施設の情報はコチラ>

岡山県 大阪府 愛知県 東京都 京都府 北海道 千葉県 兵庫県 神奈川県 静岡県 

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