笑顔ほころぶ、ひなまつりのキャラ寿司

ひなまつりのキャラ寿司

お子さまは、料理をかわいく飾るとよく食べてくれます。普段の食事のときにはなかなか難しいと思いますが、お子さまの行事のときなどにSNS映えするレシピに挑戦してみては?

そこで、ひなまつりにちなんで、菱餅の形の、こんなキャラ寿司をご紹介します。特別な道具は不要です。おじいちゃん・おばあちゃんにお子さまの指導をお願いして、トライしてみましょう。

できあがったら、お子さんをたくさんほめて、おじいちゃん・おばあちゃんにたくさん感謝。家族円満の楽しい1日になりますように!

菱餅の形をしたベースに、市販のうずら卵やかまぼこなどで飾ったお寿司。ひし形は牛乳パックを切ったもので作れます。お子さまもご年配の方もあまりすっぱいのは苦手なので、すし酢は甘めの配合です。

監修/鈴木俊美(管理栄養士)

ひなまつりのキャラ寿司

材料・4人分

米…………………………………2合

水…………………………………米2合分(少なめ)

a(酢大さじ3、砂糖大さじ2、塩小さじ2/3  *市販のすし酢に少し砂糖を足してもよい)

卵…………………………………2個

b(砂糖大さじ1、塩小さじ1/2)

サラダ油…………………………少々

でんぶ……………………………大さじ2

青のり……………………………大さじ1

うずら卵(殻をむいた市販品)……8個

かまぼこ(ピンク)……………4切れ

スモークサーモン………………4切れ

きゅうり…………………………1/2本

*空の牛乳パック、ピック8本、あればハート型の型抜き

カロリー(1人分) 437kcal
塩分(1人分) 2.5g

1. 牛乳パックでベースの型を作る

牛乳パックの型

牛乳パックを写真のように四角い枠になるように、高さを4等分して4個作る、余った上部で写真のように2つ折りにして切ったものも用意しておく。詰めたご飯を押さえるために使う。

2. 型にすし飯を詰める

型にすし飯を詰める

米は水を少なめにして炊き、aを混ぜて冷ます。3等分し、ひとつはでんぶを混ぜ、ひとつは青のりを混ぜ、3色のすし飯を作る。牛乳パックを平たい皿にのせてひし形になるように形作り、まず青のりを混ぜたすし飯を入れ、ギュッと押して平にならしておく。

ギュッと押してならす

次に白いすし飯を入れ、ギュッと押してならし、最後にでんぶ入りのピンクのすし飯を入れ、再度ギュッと押してならす。きれいな菱形になるように、牛乳パックを押して形作り、また上から押してならしておく。

3. 炒り卵を作る

炒り卵をつくる

卵をボウルに入れ、bを混ぜてよく溶きほぐしたら、卵焼き器かフライパンにサラダ油をうすく敷いて流し、さいばしでかき混ぜながら炒り卵を作る。できあがったら、器に移して冷ます。

4. 炒り卵をすし飯の上にのせる

炒り卵をのせる

炒り卵を4等分して3の上にのせて軽く抑える。またギュッと菱形に整えてからそっと牛乳パックを上へずらして抜く。残りの3つも同様にし、4つの菱形を作る。

5. うずら卵で顔を作る

うずら卵で顔を作る

うずら卵にゴマを目になるようにつけ、てっぺんからピックをさしておく。

6. 飾りを作る

サーモン、かまぼこの飾り

キュウリは短冊切りに、スモークサーモンはクルクルと巻いてバラのようにする。スモークサーモンが大きめなら、適宜幅や長さを切って巻く。かまぼこはピンク色が入るようにハート型で抜く。(ハート型がなければ、包丁でダイヤ形にしてもかわいい)4の酢飯に5のうずらを刺し、キュウリやかまぼこ、スモークサーモンを飾る。

***

ゴマのつけ方で、たれ目になったり、ちょっと怒った顔になったり。表情をつけるのも楽しい。食べるのがもったいない! と思えたら、大成功です!

三輪泉
三輪泉 フリーランス編集・ライター

女性誌や子ども関連雑誌・書籍の執筆を長年手がけ、現在も乳児や幼児のママ向けフリーペーパーで食育の連載を担当。生涯学習2級インストラクター(栄養と料理)。近年は介護・福祉・医療関連の記事、書籍編集も数多い。社会福祉士資格を取得し、成年後見人も務める。福祉住環境コーディネーター2級。

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