生活しやすく温かな雰囲気が魅力の中野区・野方。2021年3月、この街に、駅徒歩5分の好立地を誇る介護付き有料老人ホーム「ニチイホーム野方」が誕生しました。

運営は、30年以上(※)の実績があり、全国75施設(2021年7月現在)を展開する介護事業大手の株式会社ニチイケアパレス。手厚い介護体制はお墨付きです。さらにここ野方では、ドッグセラピーなどの新たなサービスにもチャレンジをしています。今回は生活に潤いのあるくらしを提供する同施設の取り組みについて、ホーム長の朝枝 謙さんにお話を伺いました。

※ニチイホームは1983年に前身となる桜湯園(現:ニチイホーム修善寺)から始まりました。

[記事広告]


親しみやすい温かな街に誕生した、駅徒歩5分の新築ホーム


──今日はよろしくお願いします。まずはホーム長を務めていらっしゃる、ここ「ニチイホーム野方」の特徴から教えてください。

朝枝さん:当施設は、今あるニチイホームの中で2021年3月に新設された施設であることが挙げられます。建物や設備が新しく、快適に生活していただけるのではないでしょうか。お部屋の内装も洗練された印象を与えるデザインで、一般のマンションと同様の住み心地を目指しています。お2人でご入居いただけるお部屋にはシャワールームもあり、プライベート感を大切にされたいご夫婦に好評です。


──朝枝さんが、「ニチイホーム野方」のホーム長になるまでのいきさつもうかがわせてください。まずは介護業界に入ったきっかけから…。

朝枝さん:私は学生時代に野球部に所属し、部活動に明け暮れていました。本当に部活一色の生活だったので、最後の大会が終わったときに、何をしたらいいのかわからなくなってしまって…。そんなとき知り合いの方に声をかけていただき、高齢者施設でボランティアを始めたのがこの業界に入ったきっかけです。



──介護の仕事が性に合っていたのでしょうかね?

朝枝さん:そうですね。高齢者の方々は人生の大先輩ですから、ボランティアでサポートさせていただくときに学ぶことも多く、充実感がありました。また野球をやっていたときは、周囲の方々のサポートを受けていたので、いつかは自分が支える側になりたいとの思いがどこかにあったのだと思います。続けるうちに、この仕事は自分に合っているのではないかと感じて福祉系の大学に進学し、現在に至ります。



──そんな朝枝さんから見て、「野方」というエリアはどんなところが魅力ですか?

朝枝さん:野方は各駅停車1本で高田馬場や新宿に出られるアクセス至便な場所なのに、都心とほどよい距離感があり、落ち着いた住宅街です。一方で、駅前には活気あふれる商店街が広がり、静かなだけでなく親しみやすい人の温かさを感じられるのも魅力ですね。当施設へのアクセスは、野方駅から徒歩5分の近さです。住環境としては理想的なのではないかと思います。

心が潤い笑顔になる、セラピー犬「アミ」とのくらし


──こちらの施設ではドッグセラピーを導入されています。どんなワンちゃんがいるのですか?

朝枝さん:「アミ」というセラピー犬がみなさまと一緒に生活しています。アミという名前はフランス語で「友達」の意味を持ち、ご入居者さまの友達のような存在になってほしいとの思いが込められています。


アミはオーストラリアン・ラブラドゥードルというアレルギーリスクの低い犬種で、2年間にわたりセラピー犬としての訓練を受けています。吠えることもなく、おとなしいけれど人懐こくて、安心してふれあっていただけると思います。


──セラピー犬に対するご入居者さまの反応はいかがでしょうか?

朝枝さん:今お住まいの方々はみなさん喜んでかわいがってくださいます。もちろん犬が苦手な方には配慮しておりますが、アミといると、スタッフに見せてくださったことがないような、嬉しそうな笑顔をなさるご入居者さまも多いです(笑)。リハビリに消極的な方も、アミが一緒だとすすんで受けてくださいますし、なかにはセラピー犬がいるという理由でここを選んでくださった方もいらっしゃいます。


ご入居者さまだけでなくスタッフもアミに癒されていますね。かわいい生き物といると穏やかで幸せな気持ちになり、心の潤いを得られるのだと実感しています。当施設の雰囲気を明るく和やかにしてくれる存在です。


──ほか、サービスで工夫していらっしゃることはありますか?

朝枝さん:当施設の作業療法士はアメリカ留学経験で得た豊富な知識をもとに、「楽しめるリハビリ」を積極的に取り入れています。


例えば、異なる訓練内容を書いたビンゴカードをつくり、1つずつクリアしてビンゴすると景品をさしあげるといったことを行っています。景品はささやかなものですが、ゲーム感覚で取り組めるので、ご入居者さまも意欲的に取り組んでくださっています。その分、リハビリの効果も出やすいように思います。


──眠りの質にもこだわっていらっしゃると伺いました。

朝枝さん:はい。全室に睡眠センサーを導入し、眠りに関するデータをケアプランに活用しています。例えば、眠りが浅くお薬を服用している方でしたら、そのデータをドクターの診断に活用していただき、より質の高い睡眠と健康維持に役立てていただいています。質のよい眠りは健康と活力につながりますから、睡眠についてもお一人おひとりに合わせたケアを行い、健やかにお過ごしいただきたいと考えています。

屋上菜園が好評。今後は地元との交流も

──ホームページでは屋上菜園も紹介されていますね。

朝枝さん:はい。屋上菜園はご入居者さま主導で、お花やお野菜を育てられていて、つい先日、野菜の収穫を行いました。採ったお野菜はお食事のメニューに加え、みなさんで召し上がっていただいてます。




──ご自分で育てたお野菜はおいしさもひとしおなのではないでしょうか。

朝枝さん:そうですね。味わう楽しみのほか、眺めのよい屋上へ出て太陽の光を浴び、お手入れしていただく時間も気持ちが明るくなっていいのではないでしょうか。何より私は、植物が成長する過程に関わっていただくことに意味があるように思います。こうした試みが張り合いにもなるでしょうから、野菜つくりだけでなく、同様の機会はこれからもつくっていきたいですね。


──ほかにはどんな風に過ごしていらっしゃるご入居者さまが多いですか?

朝枝さん: 1階のラウンジにあるライブラリーコーナーで読書やパソコンを楽しむ方、2階にあるリビング・ダイニングでおしゃべりやテレビ鑑賞を楽しまれる方など、本当にさまざまですよ。当施設独自のものとして、リビングに足湯コーナーがありますので、足湯に浸かりながらお茶を飲むなどしてくつろいでいる方もいらっしゃいます。




──本当に快適に過ごせるスペースや設備が充実していますね。

朝枝さん:ご入居者さまには、「ここに住んでよかった」と思っていただきたいので、くらしが豊かになる空間や設備には、とことんこだわっています。でも、それ以上にこだわっているのがスタッフのサービスです。


そこで良いサービスを実現するために、情報共有を密にして風通しをよくし、スタッフが自主的にアイデアを出し合い、多職種連携でサービス向上に努められる環境づくりを心がけています。スタッフがやりがいを感じながら笑顔で仕事ができれば、ご入居者さまが笑顔で生活していただくことに繋がると考えています。


──最後に、今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

朝枝さん:野方は地域に根付いたお店などが多い、アットホームな街です。今は感染症対策で外出などのアクティビティを控えていますが、落ち着いたら地域の方々との交流を深めるイベントを行いたいと考えています。


オープン時には近隣の保育園にご挨拶しており、「いずれは小さなお子さんと高齢者がふれあう機会をつくりましょう」という話もさせていただいています。また当施設には地域の方に無料でご提供しているレンタルスペースがありますので、そちらも交流の場として活かしたいです。


介護施設は、ともすると閉じた印象になりがちなように思います。でもここでは、地域に溶け込むことでご入居者さまの世界を広げたい。活気ある毎日を送り、生きる喜びや充実感を持っていただけるように尽力していきたいです。



(記事中のサービス内容や施設に関する情報は2021年7月時点の情報です)