2020年7月、東京・青山に誕生した「ツクイ・ののあおやま」シニアレジデンスは、上質なシニアライフを提供するサービス付き高齢者向け住宅(一般型特定施設入居者生活介護)。

表参道駅から徒歩5分、外苑前駅からも徒歩7分。青山通りを1本入ったらすぐという好立地です。緑に包まれたタワーマンションの低層階という理想的な住環境のみならず、自由なくらしと手厚い介護、ほかにはない独創的なサービスで注目される同レジデンス。その運営やサービスづくりを取り仕切る、総支配人の山中秀樹さんにお話を伺いました。


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自由でハイエンドな青山ライフと手厚いケアを両立


──まずは、「ツクイ・ののあおやま」シニアレジデンスの概要を教えてください。

山中さん:当レジデンスは高齢者が安心・快適に生活できる「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」であり、厚労省が定める「一般型特定施設入居者生活介護」の指定も受けています。

つまり、あくまで「住宅」のカテゴリーなので、集団生活のルールに縛られない自由さがありながら、介護施設と同等の手厚い介護サービスもあるため、「自由に過ごせるご自分のお住まいで、安心でクオリティの高いケアを受けられる」。そんなくらしを実現することができます。





──サ高住と介護施設の「いいとこどり」なんですね。加えて、青山という立地やグレード感のある建物、高級仕様の住空間も魅力です。

山中さん:「ののあおやま」は官民一体で計画された複合市街地の名称で、北青山3丁目という都心でありながら、周囲には緑豊かな杜が広がる恵まれた環境です。


当レジデンスはその「ののあおやま」に立つタワーマンションの1~4階。高層階は一般の賃貸住宅ですがアプローチやエントランスは分けており、プライベート感をもたせています。また館内はホテルライクな内廊下で、居室も高級感のある内装やゆとりある広さなど、お住まいとしてご満足いただける空間づくりにこだわりました。




──運営会社の株式会社ツクイは介護事業大手として長年の実績をおもちです。「ツクイ・ののあおやま」は要介護5や認知症の方も入居可能とのことですが、ツクイ運営とあれば介護サービス面も安心です。

山中さん:そうですね。各居室は車いすでも余裕をもって使える水まわり、緊急時のコールボタン、プライバシーに配慮した見守りシステムなど、高齢者の方が安心してくらせる設備を整えています。


さらに、医療機関と提携した24時間体制のナーシングサービスのほか、機能訓練プログラムも充実。素材にこだわり腸環境にも配慮した食事を提供するダイニングや、機械浴なども完備していますので、介護度の高い方も快適にお住まいいただけると思います。




異業種とのコラボで彩りのある人生をプロデュース


──それでは、具体的に入居するとどのようなくらしが待っているのか伺ってもよろしいでしょうか?

山中さん:できる限りご要望をかなえるパーソナライズしたサービスをご提供したいというコンセプトですから、「自由」であることにこだわりがありますね。たとえば外出は自由ですし、門限もありません。ケアを受けている方でも「海外旅行に行きたい」とおっしゃったら、まずはどうすれば実現できるかを私たちは考える。それが基本スタンスです。


お風呂も、介助が必要な方もお好きなときにお入りいただけます。お食事はダイニングでご提供しますが、オープン時間を長めに取っていますので、ご都合のよい時間でとることができ、ご自分の生活リズムを崩さずにくらしていただけると思います。


──ほかにも、質の高いサービスを提供するために、さまざまな企業とコラボレーションしていると伺いました。

山中さん:はい。表参道の交差点は、若者に人気の渋谷や原宿、こだわりのある大人が集う青山、赤坂など多くの魅力的なエリアへつながる場所です。オープンの準備期間にそうした土地柄の魅力に着想を得て、多様な文化が交差するサービスをここでも提供したいと考えました。


そこで、館内では香りの専門企業のアットアロマさんと連携し、心身の癒し効果がある天然アロマを使った香り演出を導入。ダイニングのある3階を除く2階と4階はフロアごと・季節ごとに香りを変え、お好きな香りを居室に持ち帰って楽しんでいただけるアロマバーもつくりました。




ほかにも、家庭教師のトライさんとコラボして幅広い分野の生涯学習を取り入れ、先日は水彩画、書道、歴史文学などの講座を開催。さらにお買い物も楽しんでいただけるよう、百貨店とも提携しています。店舗に行かれたら百貨店のコンシェルジュの方がアテンドしてくださいますし、お買い物がより一層楽しくなります。



──心が豊かになる贅沢なサービスばかりですが、サービスといえば、ご入居者さまの生活を多方面でサポートするライフコンシェルジュがいらっしゃるそうですね。

山中さん:当レジデンスのライフコンシェルジュは、元キャビンアテンダント、バリスタ、ホテル勤務など、介護業界は初めてという人材、ののあおやまでは「人財」と呼んでおりますが、まさに財産といえる「人財」を採用しています。


運営会社はツクイですからケアスタッフや機能訓練指導員は優秀な「人財」がそろっており、介護サービスにかけては非常に充実しているという自負があります。


ですが、私たちからするとクオリティの高い介護があるのは当たり前。そこからプラスアルファの付加価値をご提供するために多様な「人財」が必要と考え、ライフコンシェルジュは異業種のプロフェッショナルを採用しました。


先ほど申し上げたような、異業種企業とのコラボレーションも同様の考え方です。これまでの介護から一歩も二歩も踏み出した新しいサービスで、彩りのある豊かな人生を楽しんでいただきたいですね。


「帰りたい」と思える「やさしい場所」でありたい


──なぜ、一般的な介護の枠にとらわれない斬新なサービスを次々と提供できているのでしょうか?

山中さん:一般的に、介護はとかく、「こうあるべき」というものがついてまわるように感じます。でも、介護サービスの「サービス」にフォーカスし、豊かな時間や体験をご提供するサービスの本質を考えると、もっと自由な発想でご入居者さまのお気持ちに沿いたいと思うのです。


私たちがこだわりたいのは、「夢の先へ行く」サービス。歩けるようになりたいとおっしゃる方が歩けるようになったら、「じゃあ今度はお買い物に行きましょう」とご提案する。


一つ達成できたら終わりではなく、ご入居者さまの夢が進化してどんどん続いていくように、私たちのサービスも変わり続けていくことが大切だと考えます。ですから当レジデンスのサービスは、半年後にいらしていただいたらまた変わっていると思いますよ(笑)



──そうしたサービスを提供する中で、ご入居者さまにはどのような時間を過ごしていただきたいですか?

山中さん:1日1日、何かを感じながら悔いがないように生活していただきたいですね。


お身体に不自由のある方が介護施設に入ると、何も感じなくなってしまうことが少なくないように思います。けれどここでは、明るい日差しや風の音、季節のうつろいを感じながら生きていただきたい。


それがかなうように、私たちは一緒に喜び、認知症の方にも介護度の高い方にも、最後までその方らしく生きるヒントやチャンスをご提供したいと思っています。スタッフは家族にはなれないですが、家族のようにはなれると信じていますので。




──どうすれば、家族のようになれるのでしょうか?

山中さん:ご入居者さまご自身と、その人生を大切にすること。そして、私たちがご入居者さまを信じることです。たとえば認知症の方が「お外でリフレッシュしたい」というご意志のとき、「そんなことをしたらどこかへ行ってしまわれないか…」という懸念から外出を自重していただくのが今までの介護の常識でした。でも、私たちはその方の意志を大事にしたい。だから、最低限のリスクヘッジはしっかり実行しつつも、その方を信じて「お外に出たいという意志と行動」を尊重する姿勢を持ち続ける。そうすればご入居者さまも私たちを信じてくださるようになり、心を通わせ合えるのではないでしょうか。


──最後に、「ツクイ・ののあおやま」は、ご入居者さまにとってどんな場所でありたいとお考えですか?

山中さん:いつでも「帰ってこられる場所」でありたいですね。ご家族と食事に出かけたときも、「帰らなきゃ」ではなく「帰りたい」と思っていただけるやさしい場所でありたい。それが、介護サービスの本来の姿ではないかと思っています。



(記事中のサービス内容や施設に関する情報は2020年11月時点の情報です)