ゆうらいふ世田谷は、蘆花恒春園の程近く、約2000坪の敷地に建つ、低層3階建ての介護付き有料老人ホームです。

広々とした中庭には、樹齢50年の桜の樹を始めとする植栽が四季の景観を演出。やわらかなぬくもりの中で、上質な暮らしを実現できる施設です。

今回は、この施設の魅力や取り組みについて、支配人の遠藤大輔さんにお話を伺いました。

[記事広告]



――まず遠藤さんが介護業界に入られたキッカケを教えてください

高校生卒業後の進路を考える際、人と関わり、人の役に立ち「ありがとう」の言葉をもらえる仕事に就きたいと考えていました。その中で、介護という仕事があることを知り、福祉の専門学校に通い、卒業後に姉妹施設である「ゆうらいふ横浜」に介護職員として入社しました。以来、介護の仕事に関わって約25年のキャリアになります。

入社当初は介護スタッフとして、その後は介護福祉士の資格取得を経て介護マネージャーとなり、一緒に働くスタッフを束ねながら、お客さまと接するということが続きました。昨年12月に副支配人、本年4月から「ゆうらいふ世田谷」の支配人として運営に携わっています。

ハードもソフトも充実した上質さを実現

――では、ゆうらいふ世田谷の魅力から教えてください

ひとことでいうと、ハード面、ソフト面両方兼ね備えた「質の高さ」であると思っています。

まずハード面ですが、閑静な住宅地、広々とした敷地、低層かつ全居室が中庭に面していることなど、抜群の住環境が挙げられます。また共用施設として、広々としたホールやリハビリルーム、ビューティーサロンがあり、充実した設備となっています。

ソフト面としては、敷地内にクリニックが併設されており提携医が週4回来訪、日常の健康管理から夜間の緊急対応までサポートしてくれています。



――そのほかどのような特色があるのでしょうか?

私たちがモットーとしている「お客さまファースト」の姿勢があります。看護師が24時間常駐していることはもとより、ご入居者1.5人に対して、介護看護スタッフ1名以上という手厚い職員体制となっています。介護スタッフの約8割が介護福祉士の資格を持ち、10年以上勤務するベテランも多いです。

リハビリも、常勤の理学療法士をはじめ、作業療法士が集団・個別のプログラムを作成し、それぞれの状態に合ったものを行っていただける他、楽しみながら参加できるアクティビティーも日替わりで開催するなどしています。

さらに、館内清掃も共用部・専用部ともに、毎日除菌・清掃を行うなど衛生面には気を配っており、今シーズンのインフルエンザ、ノロウイルスの発症者ゼロを達成することができました。



――ゆうらいふ世田谷の充実の設備とサービスを見ていると、高級ホテルに通じるものがあると感じました

それは嬉しいですね。ありがとうございます。実は、私は日頃スタッフに「お客さまに接する仕事の効率化はしなくてよい」と言っています。

介護施設はややもすると、時間に追われ作業をこなすことばかりに眼が行きがちです。排泄介助1つにしても、決めた時間でまとめたほうが効率的ですが、私どもはそれをしません。コールで呼んでいただくなど、お客さまそれぞれのタイミングで排泄介助ができるようにしています。

当施設では、効率的に作業をこなすだけの「介護マシーン」のような職員は必要ありません。いかにお客さまに向き合い、その満足度を高めることができるかが重要なのです。



楽しさや季節感を味わえる充実の食事


――ゆうらいふ世田谷では、食事も充実していると伺っています

生活をする上で「食」というのはとても重要です。食の充実は、お客さまの満足度を高めることにもつながるため、もっとも力を入れている分野の1つです。

当施設では、厨房とダイニングルームが各フロアにあります。これは他の施設では効率面を考えるとなかなかできないことです。ですが私たちは、お客さまに「できたて」を美味しいうちに召し上がっていただきたいという思いで、このような形をとっています。

毎日の食事は、朝食・夕食は選択性となっており、和・洋、肉・魚などの中から、お好きなものを召し上がっていただけます。

それぞれの食事は、お客さまそれぞれの体の状態に応じた形態でご提供しており、噛む力が弱くなってきた方には、おかずを刻んだものや柔らかく加工したもの、ペースト状にしたもの、ごはんは柔らかいもの、粥状のもの、汁物にはとろみをつける・つけないなど、それぞれ数段階のレベルでご用意させていただいております。

また、食事からも季節感や楽しさを味わっていただきたいということで、イベント食も数多く行われています。月に1度は四季折々の行事にあわせた特別メニューの「行事食」があります。また、お客さまからのリクエストの中から注文制でご提供する「フェア食」、各地の郷土料理&銘菓を出す、居酒屋形式で食事を提供するといったイベントもあります。


彩りある生活のための、さまざまな取り組み

――イベントも充実しているという話を耳にしましたが?

はい。そのとおりです。私たちは入居されているお客さまにとって、ここは家でありながら、コミュニティーでもあると思っています。

そこで、彩りある生活を送っていただけるよう、四季折々でさまざまなイベントを行っています。春の桜の季節には、中庭の桜の下でお花見喫茶を行います。夏には「夏祭り」として中庭に屋台を出し、櫓を組んで盆踊りを行います。昨年はご家族含め170名を超える方の参加をいただきました。その他、ハロウインやクリスマス、ひな祭りなども行います。

またこの中庭は、近隣の保育園にも開放しています。小さな子どもたちが楽しそうに遊んでいると、まるで自分のお孫さんを見つめるように目を細めるお客さまもいらっしゃいます。


――介護における重要なテーマである自立支援にも力を入れていると伺っています

それは私たちの大事な役割だと思っています。「できないことを手助けする」だけではなく「自分で出来るように導く」自立支援型の介護コンセプトに基づき、私たちは2つの取組みを行っています。

1つが館内に設けたチェックポイントまで歩いていただき、その歩数を積み重ね記録するウォークラリー的取り組みである「万歩計リハ」です。一定数に達するとステージがクリアとなり、賞状がもらえ、また次のステージにチャレンジしていただくというものです。

もう1つが、学校のような雰囲気の中で、複数のメンバーで脳トレ問題にチャレンジしていただく「ゆうらいふ学園」という取り組みです。できる人は、どんどん難しい問題にチャレンジし、できない人には教え合ったりするなど、協力と競争の中で脳の活性化を図っていただいています。

いずれも、お客さまみずからが楽しみながら自発的にチャレンジし、結果として自立につながるように工夫を行っています。


お客さまからの信頼を獲得し、選ばれる施設であるために

――遠藤さまだけでなく、その他のスタッフの方がどのような思いでゆうらいふ世田谷を運営していらっしゃるのかも伺いたいです

我々のスタッフは「自立」というキーワードを大切にしています。介護の現場は、高いコミュニケーション能力と、お客さまのことを考え、その場その場で適切な状況判断をすることが必要です。

たとえば、お客さまに「服のボタンを留めてほしい」と言われたときに、スタッフが留めてあげることは簡単です。でもそれは本当にお客さまのためになるのでしょうか。代わりにやることは、自立の機会を奪うことにもなりかねません。「最後の1つは、自分で留めてみましょうか」など、お客さまの要望を叶えつつ、自らやる気になっていただくお声がけができることが理想です。

自立したスタッフであれば、そんな自分で最適な判断をして上質なサービスを提供できるわけです。

またそのような「自立」をサポートするために、スタッフ間の協力のしやすさや職場環境の快適さにも配慮しています。「ESなくしてCSなし」という言葉があらわすように、スタッフが働きやすい職場であることが、お客さまの満足度向上につながります。

これからも、お客さまとスタッフが共に笑顔で、楽しく快適な生活を送れるよう、上質な住環境を提供し、お客さまからの信頼を獲得していきたいと思っています。



(記事中のサービス内容や施設に関する情報は2020年4月時点の情報です)