『ネクサスコート麻生栗木台』は、自立の方はもちろん終末期ケアを望む方まで、幅広い入居者さまが暮らす住宅型有料老人ホーム。

急性期病院の経験もある訪問看護管理者の尾形拓也さん(上写真左)、看護師の峯松奈々子さん(上写真右)のお2人に、「その方らしさ」を大切にするサポートへのこだわりや、入居者さまやそのご家族への思いなどを伺いました。

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看護師24時間常駐の安心感と自由な暮らしを提供

──『ネクサスコート麻生栗木台』は緑に包まれた高級マンションといった佇まいですが、館内はどのような特徴がありますか?

尾形さん:まず、ここは住宅型有料老人ホームなので、どのお部屋も「ご自分の家」と感じられる仕様で心地よく暮らせる造りになっていることが挙げられます。

それでいて、館内には訪問看護、訪問介護、居宅支援の事業所を併設。複数名の看護師が24時間常駐し、さまざまな介護度の入居者さまをケアしています。




──ラウンジやお風呂も居心地がよさそうですね。

峯松さん:フロアごとに設けられたラウンジにはソファやテレビがあり、日中は入居者さまが集まって楽しそうに歓談されています。

お風呂は要介護の方も安心して入浴できる機械浴のほか、ご自分で入れる個浴と大浴場もあります。大浴場は温泉旅館の浴場のように広いので、気持ちよく入浴していただけるのではないかと思います。

他にも、館内の理美容室も入居者さまに好評です。ヘアケア設備が充実した個室で、リラックスしながらお手入れしていただけます。


──全てのお部屋と共用のラウンジなどに、ナースコールがあるのも心強いですね。

尾形さん:当施設は終末期の緩和ケアを行うホスピスの機能も備えています。何かあればすぐに看護師を呼べますから、「入院は嫌だけど、自宅にいるのも不安」といった方も安心してお住まいいただけると思います。

一方で、ある程度お元気で自立した方に厳しい生活ルールがないのも魅力だと思います。食事は食堂で召し上がっていただくのでおおまかな時間は決まっていますが、夜中でもテレビを見たい方はご覧いただけますし、寝るときに明るいほうがいいなら消灯しなくてもOK。

小さなことも制限されるとストレスですから、入居者さまにはできるだけ自由にお過ごしいただきたいですね。


お一人おひとりの入居者さまとじっくり向き合う看護を

──お2人は以前、急性期病院(急性疾患または重症疾患の治療を24時間体制で行う病院)で、看護師として勤務されていたそうですね。

尾形さん:はい。看護師になった当初は急性期病院で働いていたのですが、とにかく忙しい。やりがいはあるものの、忙し過ぎて一人ひとりの患者さまとじっくり向き合えないことに、じくじたる思いもありました。

そんな思いを抱えながら急性期病院に勤めていた頃、非常勤として働いていた介護施設でのある経験がきっかけになり、病院ではなく介護施設で働きたいと思うようになりました。



──そのきっかけとは?

尾形さん:バイト先の介護施設に、難病で言葉を発せられず、文字盤で文字を指しながら意思を伝えてくださる入居者さまがいらっしゃいました。あるとき、ナースコールで呼ばれてその方のお部屋に伺ったのですが、手も思うように動かせなくて文字盤を扱えない。それでも粘り強くサポートしたら、いいたいことをようやく理解できたんです。

すると、その方が本当にうれしそうに、にっこりと僕に笑いかけてくださいました。そのとき、介護施設で働く看護師はお一人おひとりと時間をかけて親身に向き合うことが求められているのだと感じ、そういう仕事をしたいと思うようになりました。


──病気を抱えている方でも、病院と介護施設では受けられるサービスが異なるんですね。

峯松さん:そうですね。病院では、患者さまが多少つらそうでも検査データに問題がなければ、それ以上のケアに時間を割かないケースも少なくありません。

でも、私は働いていく中で、ご本人の生活や人生を尊重しながらサポートしたいと思うようになりました。病院よりも介護施設のほうが、そういった働き方をできるように思います。



尾形さん:病院はあくまで「治療の場」であるのに対し、当施設のような場所は医師の往診はあるものの、基本的には「生活の場」です。必要な方には日常生活の医療的なサポートをしながら体調変化を見守り、ストレスなく、穏やかにお過ごしいただけるよう努めています。


全スタッフが連携し、「その方らしい生き方」を支える

──『ネクサスコート麻生栗木台』は終末期ケアにも力を入れていますが、仕事ではどんなことを心がけていますか?

峯松さん:毎日顔を合わせるのは私たちですが、入居者さまにとってはご家族が一番です。ですので、例えば会話のできない入居者さまに対し、ご家族がどう接していいか迷っていらっしゃるときは、手を握る・返事ができなくても話しかけるといったアドバイスをさせていただきます。


仕事においては日々の看護だけでなく、そういった、入居者さまとご家族の橋渡しのような役割を担いたいと思っています。そのためには入居者さまとの密なコミュニケーションでよく知る必要がありますから、常に笑顔でいることを心がけています。忙しそうにピリピリしているのではなく、明るくて元気な、話しかけやすい看護師でいたいですね。



──入居者さまとのケアにあたっては、往診医との連携も大切になりますね。

峯松さん:はい。当施設の往診医は私たちが入居者さまの病状変化などを伝えると、改善に向けてすぐに動いてくださるのでとても仕事がしやすいですね。


尾形さん:そうですね。入居者さまのケアに対する考え方が、僕らと非常に似ていると思います。膝をついて目線を合わせ、お一人おひとりの話をじっくり聞くので入居者さまもご自分の状況を話しやすいようです。

また、終末期の入居者さまが何かをしたいとおっしゃったときは医師と相談することが多いのですが、当施設の往診医は、ご本人のお気持ちを優先して柔軟に判断してくれます。


──最後に、これから目指していきたいケアについて教えてください。

尾形さん:僕は、入居者さまを看取ったあと、お子さまなどのご家族に「お父さんらしかった」「お母さんらしかった」とおっしゃっていただけることが一番うれしいです。

そう思っていただけるケアをするには、入居者さまにかかわるスタッフ全員のスムーズな連携が必要。当施設では定例会議などを通して、生活習慣や好きなことなどの「その方らしさ」をスタッフ間で共有しており、この点は、当施設の強みだと思います。

これからも全スタッフが連携し、最後まで「その方らしい生き方」を支えていきたいと思っています。

(記事中のサービス内容や施設に関する情報は2020年4月時点の情報です)