東京メトロ東西線南行徳駅から徒歩4分。近隣には日常のお買い物に便利なスーパーやドラッグストアが揃う好立地でありながら、緑豊かな住宅街の中に佇む介護付き有料老人ホーム「グッドタイムホーム・南行徳」。

今回は、施設長の岸智子さんにお話を伺いました。

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――岸さんが介護施設で働き始めたキッカケを教えてください。

将来にわたりずっと働き続けたいと思ったとき、姉から「人のお世話をする仕事が向いているんじゃない?」と言われたのがキッカケです。そのときはまだ介護の仕事がどのようなものかまったく知りませんでしたが、もうこの業界に入り約20年も経ちました。


一つひとつのお世話の中に「気持ち」を込める大切さ


――まったく見知らぬ介護の世界。初めは戸惑いもあったのではないでしょうか。

確かに働きはじめたころはビックリすることばかりでしたね。ただ、現場でさまざまなお世話を経験するうち、普通の生活を送るための、何も驚くことのない「お手伝い」であると感じるようになりました。そのときが自分の選んだ「介護」という仕事の本質を自覚した瞬間だったと思います。

同時に仕事が楽しかったんですよね。大家族のような雰囲気を感じて。決して「面白い」というのではなく、まさに「ハマった」という言葉がピッタリでした。


――働きはじめて間もないころに感じたことが今も活かされているんですね。

ご入居者さまをサポートするのは当然のこと。重要なのは、その一つひとつの対応の中に「気持ち」が入っているかどうかだと思っています。「気持ち」を込めたお世話をするほどご入居者さまは元気になっていく。その様子を見続けていくうち、ご入居者さまに心が届いたことを感じて、やりがいが生まれました。

全スタッフが一丸となったサポート。


――3年前、岸さんはこちらの施設長として赴任されましたが、そのときはどのような心境でしたか?

施設長になる前の2年間は、幕張にある施設で介護主任や施設相談員を担当していました。その前はここ南行徳で11年間、リーダーや副主任という立場で現場に立っていました。施設長として2年ぶりに南行徳へ戻ってきた形になるので、ケアマネージャーをはじめとした多くのスタッフはよく知っている仲間。多くのご入居者さまも馴染み深い方々でした。

ただ施設長という立場なので、以前とは違い現場をまとめる役割です。注意したことは、「風通しの良い雰囲気づくり」。以前から感じていたここの施設の良さはそのままにして、その良さをさらに伸ばすことを実現したいと考えていました。


――そういえばエントランスは広く開放的な雰囲気を感じました。

それは事務所をオープンにしているからかもしれませんね。ここでは事務所が別の部屋にあるのではなく、間仕切りのパーテーションすらありません。「グッドタイムホーム・南行徳」の特色の一つですね。事務員も含めた施設内すべてのスタッフの様子が見やすいオープンで風通しの良い環境になっています。

たとえばご入居者さまが何かの都合でスタッフの誰かと話がしたいとき。各フロアの介護スタッフは忙しく動き回っているので「なかなか声をかけづらい」と感じられる場面があるかもしれません。しかしここでは、エントランスにある事務所には必ずスタッフがいて、すぐに話しかけられます。また、私たちも施設の出入りを見守ることができます。事務所をオープンにしていることは、ご入居者さまの安心につながっているのではないでしょうか。


ご入居者さまと一緒に笑い、楽しむ介護


――スタッフの皆さんの雰囲気が明るい印象を受けました。

スタッフだけでなく、ご入居者さまたちとスタッフが一緒に施設の明るさをつくり上げているからだと思いますよ。たとえばレクリエーションでは、スタッフも一緒になって楽しんでいます。

レクリエーションの楽しさとは、その内容の充実度だけでなく、ご入居者さま同士、そして毎日顔を合わせている私たちスタッフも一緒にやることで生まれる楽しさも含まれていると思っています。

私が現場に立っていたときの体験なのですが、レクリエーションを私自身も楽しんでいたら、いつの間にか介護の仕事自体も楽しくなっていました。するとご入居者さまへの毎日のお世話がスムーズになり、好循環が生まれていました。



――確かに笑顔で接してくれた方が、毎日の生活が明るくなりますね。

実際にレクリエーションの参加率は非常に高く、ご入居のみなさんは充実した時間をお過ごし頂いているようです。スタッフが一緒に楽しんで、レクリエーションの質を高めた結果だと思っています。

またスタッフがレクリエーションを楽しむ余裕があればご入居者さまへのお世話の際、細かなことまで気づくことができます。レクリエーションに限りませんが、仕事を楽しみ、スタッフ自身が充実した時間を過ごしていることは大切だと考えています。



より良い施設づくりに欠かせないご家族との信頼関係


――医療対応についてお聞かせください。

協力医療機関とは訪問診療をはじめ、日常の健康管理や服薬管理など、綿密な連携を取り対応しています。そのほか認知症の相談・診察・治療が受けられる専門の病院など、複数の協力医療機関と提携しています。

施設には現在、約60人のご入居者さまが暮らしています。いまの介護度を平均すると2.76。24時間のスタッフ常駐、各介護居室の安心コール(緊急通報通話装置)による対応、介護居室巡回といった体制で日々の暮らしをサポートしています。

対応可能な医療処置につきましては、気軽にご相談いただきたいと思います。


――最後に、施設長としての充実感はどんなシーンで感じられますか?

ご入居者さまから「ありがとう」「良かったよ」と直接声をかけて頂けることはもちろんなのですが、ご家族の方からも信頼されている実感を得たときですね。

ご入居者さまが毎日を充実して暮らすためには、ご家族の協力は欠かせないと考えています。そのご家族に対して私たちが日ごろ心がけていることは「正直に接する」ということ。日々の出来事の中で、ご家族に報告が必要なときにはすぐにありのままをお伝えし、そこで頂いたご意見を活かしながらサポートの仕方を考えたり改善して、信頼を得られるように努めています。

それはご入居の瞬間、またはその前の段階からはじまります。何でもご相談いただき、ご家族と一緒になってご入居者さまの暮らしをつくり上げたいと思っています。


(記事中のサービス内容や施設に関する情報は2019年12月時点の情報です)