ICT介護「眠りスキャン」で安眠を
昨日、当施設ではICT介護ロボットである眠りスキャンを導入しました。
パラマウントベッドの見守り支援システム「眠りスキャン」とは、その名の通り「眠りをスキャンするベッド」です。
マットレスの下に設置するセンサーで、眠っているときや目が覚めた時を判断してリアルタイムでパソコンなどのモニター情報が送られます。
またベッド上で起き上がった時やベッドから立ち上がったときにも通知があるように設定できます。
スタッフが持ち歩くスマホ・タブレットにもモニター画面と同じように情報が送られるため、ほかの入居者様のお部屋にいるときでもその方の状態が一目でわかります。
・眠りをスキャンするとはどういうことか…
心拍数や呼吸数が検知することで、その方が眠られているのか、起きているのか、また眠りが浅くなっているのかが一目でわかるようになっています。
これらの情報を活用することで入居者様の眠りの質の向上や転倒事故リスクの軽減、介護職員の身体的・精神的な負担を軽減できるというのが大きな特徴となっています。
◎これらを応用する形で様々な活用の可能性が今後期待されています。
例えば…
・看取り介護を行う際に呼吸数や心拍数が落ちてくる事で最後の時間が近づいていることを判断し、ご家族へ連絡を行い落ち着いた環境でお見送りすることができるようになります。
・感染症対策としてお部屋の中で過ごして頂く際にはモニター越しに様子を確認するできる事で必要なタイミングで介護を行うことが可能となります。
・スマートフォンやパッドを活用して入居者様の動きが確認できるので、介助者に過剰な心理的負担がかかることを避けられます。
当施設では見守り支援システム「眠りスキャン」を活用して入居者様のより良い生活につながるよう努力していきたいと考えています。