ご家族への介護技術指導も介護施設の役割です

在宅のお客様宅へ訪問すると、ご家族独自の介護スタイルがある。それはそれで尊重しないといけないのですが、やはり介護のプロとしては介護の基礎位ご家族に説明する義務があるのでは。
　今年他事業所のサービスを１０年以上受けているお客様を引き継いだ。足腰の弱った親の介護でご家族は悪戦苦闘。車椅子の押し方も力任せ（福祉業者は教えないのか？）。
　そこで、介護者も楽な立ち上げ方から教え、車椅子の押し方、段差越えをご自宅の作りにふさわしい内容に変えて教えた。非常に楽になったと言う。この次は職員を派遣しオムツ交換の基本を教える予定。今までの介護施設では一度も教えてくれなかったようです。
　ただ気を付けなくてはいけないのは、標準の介護技術を教えるのではなく、そのご家庭に無理の無い介護技術を教える事ですね。今は便利な時代で、教材はYouTubeに一杯ありますね。