医療勉強会・咳嗽反射

毎月実施する医療勉強会にて、今月は咳嗽反射の説明をしました。

食事は介護で最重要な業務で、栄養の確保だけでなく、満足感、唾液分泌、脳の活性化などにも意味があります。

気管に異物が入らないようにする「咽頭反射」と、異物が入っても外に出す「咳嗽反射」は加齢ともに低下し、摂食嚥下障害が生じることになります。

今回は「咳嗽反射」について、「食事介助時の介助者の位置と姿勢」「食事ムセたときの対応」を中心にガイドラインに沿って職員に説明しました。

口腔内の衛生環境は、自浄作用が低下した高齢者の誤嚥性肺炎の原因となりますので、ご希望される入居者には、連携する歯科往診による治療・口腔内の衛生管理等を当施設で受けられます。

また、当施設は、毎日の起床時と毎食後に口腔ケアを看護師と職員にて行い、誤嚥性肺炎の予防に力を入れております。
これからも、ご利用者の皆様の健康管理を万全にして参ります。
小栗