看取り

先日、ご夫婦でご入居中の奥様が亡くなられました。
呼吸も不規則になっている時、旦那様はそっと手をにぎり、
最期まで、奥様を見つめていました。
時折、奥様が「ありがとう。」など声をだされますが、旦那様は、無言で、手を握ったり、足をさすったりされていました。
元気な時から、お互いを思い合っていたご夫婦。
会話が少なくなっても、心と心は通いあっているのがわかります。
日頃も、あまり言葉少なだったおふたりですが、目には見えない強い絆を感じずにはいられませんでした。

奥様の死を受け止めてることができたものの、無気力になってしまっている旦那様。
ご家族が一日も早く立ち直って、いつもの日常に戻っていけることを願い、寄り添わさせて頂きたいと思います。