お客様の在宅復帰!

みなさんこんにちは。

2022年8月からご入居されていた要介護4のお客様が2023年2月に自宅に戻ることができました。施設での生活と、どのようにして在宅復帰をすることが出来たのかお話を伺いました。
お客様はパーキンソン病でお身体の調子はその日の状況や時間帯によって思うように動かない時もありましたが、「家に帰れるようになる！」というご本人の強い決意のもと、らくらの訪問介護看護、ケアマネジャー、外部の訪問リハビリの支援によって「生活・環境・サービス」をそれぞれの専門職が話し合いを行いお客様に関わったことで、ご本人様待望の在宅復帰をすることができました。
入居当初は介護チームと看護チームで薬のセットから内服時のお声をかけながらケアを行っていました。しかし、「出来る事を増やす。」というお客様のご意思を尊重しケアをさせていただく職員全員で認識を共有し、お客様を励ましながら徐々にご自身で出来る事を増やしていきました。例えば、お薬を自身で飲む、居室清掃も自身で出来るように介護員の見守りのもと、徐々に自身でお部屋のお掃除が出来るようになりました。一つ注意した点はパーキンソン病という事を職員全員で勉強しました。定期的に担当者会議を行い、パーキンソン病の方が出来る事、出来ない事を理解すること。日や時間帯によって身体の動きや速さが違う事も全員で共有をしてケアにあたりました。時に出来ないときは無理なくサポートする関わり方を施設の職員皆で行っておりました。
らくら宮の森での在宅復帰は2例目になります。お客様の要望にお答え出来るようにこれからも日々考え努力し続けます。