川崎市多摩区について

川崎市多摩区の概要

川崎市は神奈川県の北東部にある7つの区からなる政令指定都市です。

北側の市境線は多摩川と重なり、東京と接しています。都心のベッドタウンとしての面があり、東京から延びる鉄道各駅を中心に街が発展しています。

西部が丘陵地帯となっているものの、比較的起伏の少ない平坦な地が広がっています。

東西に細長い形をしており、住宅街だけでなく、昔ながらの田園風景が見られる地域もあれば、東京湾沿岸は重工業地帯となっているなど、その街並みは多様さがあります。かつては東海道五十三次の2番目の宿、川崎宿として栄えた歴史ある街でもあります。

多摩区は川崎市の西側に位置し、区の西側にはこの多摩区から分区した川崎市麻生区があり、どちらも東京都稲城市と接しています。多摩川を挟んで北側には西からやはり東京都の調布市、狛江市、そして世田谷区が位置しています。

現在の多摩区は1938年まで神奈川県橘樹郡稲田町、生田村と向丘村の一部だったところで、1972年に川崎市の政令指定都市移行とともに多摩区として誕生しました。1982年の行政区再編により麻生区と分かれ、いまの形となりました。

川崎市多摩区の交通と文化施設・レジャー施設

小田急線、京王相模原線、そしてJR南武線が走り、都心へのアクセスがよいため、ベッドタウンとして宅地化が進んできましたが、生田緑地をはじめ、多摩丘陵の自然がいまだ色濃く残る区で、農地もまだまだ見かけることができます。名産としては多摩川梨、のらぼう菜が挙げられます。

都心の大学の郊外移転地のひとつとしても知られ、明治大学や専修大学、日本女子大学がそれぞれ生田校舎をこの地に設置しています。遊園地のよみうりランド、読売ジャイアンツ球場、岡本太郎美術館や日本民家園、かわさき宙と緑の科学館、旧向ヶ丘遊園のばら園、藤子・F・不二雄ミュージアムなどのスポットも有名です。

川崎市多摩区の老人ホーム状況

2017年2月現在、LIFULL介護に掲載されている多摩区の有料老人ホームは20施設あり、そのうちの19施設で入居金が設定されていないプランが用意されています。入居金の最高額は1710万円、最低額は18万円で、これは市内ではかなり低い水準だと言うことができます。多摩区における入居金の平均額は約595万円(最低額の平均)から約617万円(最高額の平均)で、LIFULL介護に掲載されている川崎市他区の有料老人ホームと比べると、やや低めとなっています。

月額利用料金の平均額については、平均で24~25万円前後となっていますが、川崎市の他の区の月額利用料金平均額も20万円台半ばがほとんどで、区による差はあまりありません。室数は最も少ない施設は20室、最も多い施設は131室で、小規模な施設から大規模な施設まで施設の規模はさまざまなようです。平均居室数は58.4室となっています。

川崎市多摩区の高齢者福祉

多摩区の高齢者福祉を担っているのは保健福祉センター高齢・障害課です。7つの地域包括支援センターと7つの特別養護老人ホーム、7つのいこいの家、そして中野島にある老人福祉センターがさまざまな形で区内の高齢者のくらしと生きがいをサポートしています。

また、川崎市高齢社会福祉総合センターが多摩区内にあり、ここでは主に介護職の人材養成研修、高齢者の生活や福祉サービスなどの知識を広める普及啓発研修などが行われ、介護・福祉に関連した本を集めた図書コーナーや福祉機器の展示コーナーもあります。

菅稲田堤について

菅稲田堤は多摩区の北西、JR南武線稲田堤駅の北側、南武線の線路と市境であり、区境でもある多摩川との間に位置する町です。町名の読み方は「すげいなだづつみ」です。多摩川の川原やそこに連なる稲田公園を中心に、畑や林といった緑も多く残されています。京王相模原線の稲田堤駅はJRの駅から直線で300メートルほど離れていますが、住民では多摩区菅(すげ)にあるこちらの駅を使う人も少なくありません。

JR駅の西側を走る道路沿いが商店街となっており、銀行やコンビニなどがあります。スーパーなど主なショッピングなどは町外の南口側のほうが便利で、そちらにはチェーン店や地元のレストランなど、さまざまな商店が立ち並んでいます。

稲田公園

多摩川の河川敷に面するこの公園は面積約2万平方メートルの大型公園です。少年野球場や児童プール、園内には高い木が茂った遊歩道、長いせせらぎや桜の園もあり、石でできたすべり台や鉄製の遊具は子どもたちの人気の的となっています。また、ここのおさかなポストは買っていた魚を多摩川に放流したりしないように設けられたもので、持ち込まれた魚はその水槽で飼育、展示しています。砂場には大きなクジラのオブジェもあり、クジラ公園という愛称もあるそうです。駅から10分とアクセスがよく、駐車場もあるので、休日はいつも家族連れでにぎわっています。

南生田について

南生田は多摩区の南部、麻生区の東百合丘と接する町で、小田急本線の生田駅から少し南に行った場所にあります。同じく小田急本線のよみうりランド前駅からもほぼ等距離ですが、こちらからはバス便がなく、駅までのアクセスは川崎市交通局の運営する市バスによって担われています。町の南端、神奈川県立百合丘高校へは小田急バスが百合ヶ丘駅、新百合ヶ丘駅からアクセスできます。

南生田はその起伏ある地形と至るところに残る緑で、多摩丘陵の昔を思わせますが、宅地開発が行われ、現在は広めの敷地に戸建住宅が立つ閑静な住宅街となっています。市立の南生田保育園、南生田小学校、南生田中学校と県立の百合丘高校があり、町中では若者や子どもの姿を多く見ることができます。

南生田の公園墓地

南生田の北東に20万平方メートルという巨大な面積で広がるのが春秋苑という公園墓地です。1958年、日本で初めてできた民間の公園墓地で、ここには映画監督の岡本喜八、俳優の三船敏郎、島田正吾、作家の尾崎士郎、横溝正史、作曲家の古関裕而など多くの著名人が眠っています。

ここを開園したのは信行寺という浄土真宗の寺で、もともとは15世紀に現在の徳島県に建立されたお寺です。東京都渋谷区にある寺カフェ代官山はこの寺が主催しています。法要などが営まれる中央の白蓮華堂では年に数回、ヒューマンカレッジと銘打って各種講演が行われます。お参りの後に利用できる春秋庵というそば処も来る人の舌を楽しませてくれます。

菅城下について

多摩区菅城下は多摩区の北西、東京都稲城市との市境にあります。北西から南東へ細長い形をした町です。町の南側を多摩川水系の三沢川が流れ、川の対岸は壮大な森林が広がっています。

京王相模原線が町内を東西に走りますが、道路を横切る線路はひととおり高架になっており、町内の往来は妨げられていません。京王よみうりランド駅と京王稲田堤駅のほぼ中間で、町内に駅はありませんが、そのどちらの駅からも数百メートルの距離なので、十分に徒歩で行ける圏内です。

町は戸建てや低層集合住宅の集中する住宅地ですが、林や農地もまだあちらこちらに残っています。

地名の由来

菅城下の地名は、「菅」は他の周辺の町と同様、植物のスゲが多く生えていたことからですが、「城下」はこの南の町、菅仙谷にかつてあった小沢城の下にあったことから来ています。

小沢城は平安時代末期に稲毛三郎重成によって築かれたとされている城で、ひとたびは焼失しましたが、16世紀前半、戦国時代と呼ばれる頃に、この城から北条氏康が出陣し、上杉の軍を退けたという逸話があります。現在、かつて城のあった場所を中心にその周辺一帯が小沢城址緑地保全地区として指定され、ボランティアにより保全されています。

寺尾台について

多摩区寺尾台は多摩区の中央よりやや西に寄った位置にある南北に細長い町です。その西側には日本女子大学の生田校舎とその付属高校が建っています。

小田急本線の北側、読売ランド前駅と生田駅の間に位置し、この読売ランド前駅や京王よみうりランド駅から小田急バスが運行しています。

町の南側は閑静な一戸建ての住宅地で、北側はUR都市機構の寺尾台団地が立ち並んでいます。中央には大型のマンション、戸建て、そしてURの職員宿舎が建てられています。

ちょうどまんなかに位置するユーコープは160坪の売場面積を持ち、生鮮食料品や生活雑貨等を取り扱い、町では欠かせない店舗です。

東生田自然遊歩道

小田急線読売ランド前駅から向ヶ丘遊園駅までの約6.5キロ、4~5時間で歩くコースが東生田自然遊歩道として整備されています。自然を感じながら公園や寺社仏閣、史跡を巡るコースですが、その一部がこの寺尾台の中に設定されています。

南の住宅地にある寺尾台緑地は柵で囲まれ、中に入ることはできませんが、その通り沿いに木陰を落とし、町に木と土の匂いを運んでくれる貴重な自然の宝庫です。モミジバフウとユリノキの並木道を抜けて寺尾台の中心へ向かうと、そこに寺尾第一公園があります。ユーコープの向かいにある寺尾台第一公園は4000平方メートルを超える広さがあり、樹木に囲まれた広場では子どもたちが遊ぶ姿を目にすることができます。

八角堂

サワラの美しい生垣を見ながら寺尾台団地に入ると、その中に寺尾台第二公園があります。ここには寺尾台八角堂跡という史跡があります。直径約9メートル、高さは約1メートル、周囲には石の積まれた八角形の基壇が復元されており、この上にかつては八角形の仏堂があったと考えられています。平安時代初期のものと思われていましたが、現在では研究が進み、奈良時代のものとわかってきているようです。

UR寺尾台団地

1970年に建てられた寺尾台団地は全20棟、412戸の分譲団地です。いずれの棟も5階建てで、エレベーターは設置されていません。全戸53平方メートルの3DKという造りとなっています。2013年、3度目の大規模改修が実施され、団地内の歩道をカラー化したことで、団地全体が明るくなったと評判は上々です。

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※HOME’S介護は、2017年4月1日にLIFULL介護に名称変更しました。