川崎市中原区について

川崎市中原区の概要

川崎市は神奈川県の北東部に位置する政令指定都市です。北は多摩川を挟んで東京都と接し、南は横浜市と接しています。日本の政令指定都市の中で一番面積が小さく、7つの行政区から構成されています。東部の低地が広がる地域は近代化が著しく、川崎駅を中心に賑わいを見せる一方、東京湾沿岸部は重工業地帯となっており、また、西部の多摩丘陵にかかる地域は新興住宅街やのどかな農村が広がるなど多様性のある都市です。

中原区は川崎市の中央部に位置し、北から東にかけての区境線は多摩川と重なっています。関東平野にかかっており、区内のほとんどが平坦な地形になっています。

中原区の区名は中原街道に由来します。「中原」という地名の歴史は比較的浅く、川崎市にこの地名が現れたのは、1889年に複数の村が合併してできた神奈川県橘樹郡中原村が初めてです。合併の際、新しい村名を元の村名のどれかにすると角が立つため、公平に近くを通っていた中原街道からとったものと思われます。

中原区は武蔵小杉駅を中心に開発が進められています。武蔵小杉駅にはJR3路線、東急2路線が乗り入れており、横浜にも東京の各都市にも短時間でアクセスできます。駅前には大型商業施設があり、買い物にも便利です。

川崎市中原区の老人ホーム状況

2017年2月現在、LIFULL介護に掲載されている中原区の有料老人ホームは14施設あり、そのうち入居金ゼロ円の料金プランを用意している施設は12施設あります。

入居金の最高額は2,400万円、最低額は21万6千円と大きな開きがありますが、入居金の平均額は約770万円(最低額の平均)から約820万円(最高額の平均)で、川崎市の他区のLIFULL介護掲載有料老人ホームと比べて、高くもなく安くもなくといった額です。

月額利用料金の平均額については、入居金を設定しているプランで20万台後半と川崎市他区とあまり変わらない金額ですが、入居金0円プランでは約28万円と他の区と比べると高めの金額となっています。居室数は最も少ない施設で20室、最も多い施設で128室で、平均居室数は54.4室となっています。

下小田中について

下小田中は中原区の西部に位置する町です。平坦な地形で、アパートなどのあまり高くない集合住宅が多く見られる住宅地が広がっています。畑なども見られますが、それほど多くはありません。

町域内に鉄道駅はありませんが、北の町境線を越えてすぐのところにJR南武線の武蔵中原駅があります。

江川せせらぎ遊歩道

下小田中の南西は高津区と接していますが、その境界線に沿って「江川せせらぎ遊歩道」が整備されています。かつて江川は悪臭を放つドブ川でした。都市化により道路が鋪装され、雨水が地面に吸収されずゴミといっしょに川に流れ込むなどして、水質が悪化したのが原因です。失われた水辺を回復するため、雨水を一時貯めておくことができる雨水貯留管を地下に設置し、2003年、江川跡地に「江川せせらぎ遊歩道」が完成しました。新城公園から井田山までの全長2.4キロメートルの遊歩道で、8つのゾーンに分けられています。各ゾーンごとにテーマが決められており、それぞれ雰囲気が異なっています。

遊歩道の傍を流れる小川は、等々力水処理センターで処理された水が使われています。鯉やメダカが住み、水辺にはカモやサギを見ることができます。遊歩道には広場や、アスレチック遊具などがあり、子どもたちの遊び場にもなっています。江川せせらぎ遊歩道と尻手黒川道路が交差する地点から下小田中の南部かかるエリアは河津桜が植えられ、開花時期の2月になると濃いピンク色の花が周囲を彩ります。

下小田中の鎮守・大戸神社

武蔵中原駅のすぐ近く、下小田中の北部に大戸神社があります。「新編武蔵風土記稿」によると永正年間(1504年から1521年)の頃に内藤匠之助という人物が戸隠明神を勧請したと伝わっています。この神社の狛犬は砲弾を抱えています。砲弾には「日露戦捷紀念」と刻まれ、当時の村人たちにより奉納されたものです。

井田三舞町について

井田三舞町は中原区の南西部にある町です。区画整理された住宅街となっており、井田三舞町の中心から東南方向に10分ほど歩くと元住吉の駅があります。元住吉駅は東京急行電鉄の東横線と目黒線の駅で、駅からは2つの賑やかな商店街が伸びています。

歴史ある井田村

井田三舞町の周囲には井田、井田杉山町、井田中ノ町と、町名に同じ「井田」と付く町があります。これらの町は、元は井田村という一つの村でした。「井田」の地名は平安時代末期まで遡ることができますが、地名の由来ははっきりとわかっていません。「新編武蔵風土記稿」によると井田摂津守という人物に由来すると言われていますが、諸説あります。

井田山

井田三舞町、井田杉山町、井田中ノ町は平坦な地形となっていますが、井田は南部が丘陵地帯となっていて、「井田山」と呼ばれています。井田山は現在、「中原区市民健康の森」となっており、地元の人たちの手によって里山環境の保全が図られています。井田山の山道を登ると「どんぐり広場」に出ます。大きな木に覆われた広場で、ここから低地部の住宅街を望むことができます。

市ノ坪について

市ノ坪は中原区の中央から南部にかけて位置する細長い形をした町です。マンションが多く建つ住宅地で、西側の町境線はちょうど二ヶ領用水の左岸と重なっています。二ヶ領用水と並行するように府中街道(国道409号線)が南北方向に通り、北部で綱島街道と交差しています。鉄道の駅はありませんが、北部は武蔵小杉駅に近く、南部はJR南武線の平間駅が最寄駅となります。

法政通り商店街

北の町境線上に法政通り商店街があります。店舗数が100を超える大きな商店街で、毎年7月には「全長80m大そうめん流し」が開催されています。商店街が法政大学第二中・高等学校の通学路になっていることが商店街の名前の由来です。

二ヶ領用水

現在は桜並木が整備され、憩いの場として市民に親しまれている二ヶ領用水は、1597年に測量が開始され、徳川家康の命を受けた用水奉行小泉次大夫が指揮をとり、農民たちが協力して、1611年に完成しました。南関東では最古の農業用水です。小泉次大夫の名は現在も世田谷区の次大夫掘公園などに残っています。

二ヶ領用水は川崎領と稲毛領に引かれていたことから「二ヶ領」という名がつけられました。正式には「稲毛・川崎二ヶ領用水」と言いいます。上河原と宿河原の2ヶ所に堰を設けて取水し、川崎市の全域に渡って灌漑しました。時代が進み、周囲の水田があった土地が工業化、宅地化されていきました。戦前の頃から二ヶ領用水は工業用にも使われるようになり、1959年には稲田取水場が建設され、さらに多くの水が工業用に用いられるようになります。1960年代になると生活排水が二ヶ領用水に流れ込み、水質が悪化、悪臭を放つようになります。1974年には水質が悪化したことにより上平間からの取水が停止されてしまいます。しかしかつて田山花袋が絶賛した二ヶ領用水付近の豊かな自然風景を取り戻すため、市民が行政と協力し清掃活動などを行い、下水道整備が進んだことも手伝って、二ヶ領用水の環境は大きく改善されました。

市ノ坪神社

市ノ坪の北部に市ノ坪神社があります。武蔵小杉駅に一番近い神社で、旧市ノ坪村の鎮守であったと伝えられています。祭神はオオヒルメノミコト、オモダルノミコト、カシコネノミコトです。8月には盆踊り大会が開かれます。

等々力について

等々力は中原区の北部にある町で、北側が多摩川に面しています。町域のほとんどが等々力緑地となっていて、複数のスポーツ施設、自然と親しめる公園、文化施設などを有しています。中央部に住宅地が少しあります。

多摩川を挟んで東京都世田谷区と接しています。世田谷にも等々力という地名がありますが、両地とも江戸期以前は同じ等々力村でした。

等々力陸上競技場

等々力陸上競技場は400メートルの陸上トラックが8レーンあり、トラックの内側は天然芝の球技場となっています。Jリーグの川崎フロンターレのホームスタジアムでもあり、試合が開催される日は多くのサポーターが詰め掛けます。

等々力球場

等々力球場はアマチュア野球の試合やプロレスなどのイベントなどに利用されてきました。2017年3月現在、再整備工事中で、収容人数1万人程度の人工芝グラウンドの球場として2018年4月ごろの完成を予定しています。

川崎市とどろきアリーナ

川崎市とどろきアリーナは、競技はもちろんイベントなどにも使用できる体育館です。メインアリーナの席数は最大6,500で、バスケットボールやバレーボールのプロリーグの試合やボクシングの世界タイトル戦なども開催されます。区民のためのスポーツ施設としての役割もあり、スポーツデーやスポーツ教室などが開かれています。サブアリーナにはトレーニングルームがあり、指導員に体力のことを相談できたり、体力測定などを受けたりすることができます。

川崎市市民ミュージアム

川崎市市民ミュージアムは複合文化施設で、博物館展示室、アートギャラリー、アトリエなどが設備されています。博物展示室には川崎の歴史や風俗などの資料が豊富に取り揃えられています。映像ホールやミニホールでは上映スケジュールが組まれており、様々な映画が上映されています。

等々力緑地釣池

等々力緑地釣池はヘラブナ釣りが楽しめる釣り池です。周りに木々が植えられ、池を覆うように枝が伸びています。釣り桟橋がありますが、ルアー釣りは禁止です。カルガモなどの野鳥も観察でき、釣り以外にも楽しめます。

このほか、ナイター設備のある人工芝の第1サッカー場、クレーコートで同じくナイター設備のある第2サッカー場、1周400メートル6レーンの陸上トラックがある補助競技場、砂入り人工芝のコートが10面あるテニスコート、催し物広場、多目的広場、運動広場などがあります。また、等々力緑地の敷地内にはたくさんの桜が植えられ、春には花見客で賑わいます。

交通は武蔵小杉駅、溝の口駅、川崎駅からバスが出ているほか、新丸子駅から歩くこともできます。

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