川崎市川崎区について

川崎市川崎区の概要

神奈川県の北東部にある川崎市は7つの区から構成されている政令指定都市です。東西に細長く、西部は豊かな自然が残る里山の風景が見られ、東部の東京湾に面した地域には多くの工場が立地しています。北側は東京都、南側は横浜市と接し、JRや各私鉄などの鉄道路線が充実しており、ベッドタウンとして多くの人が通勤通学のため近隣の都市に通っています。人口は増え続け、2017年4月には150万人を超えました。

江戸時代には東海道五十三次の宿場として栄え、20世紀に入ると多摩川沿いや沿岸部に多くの工場が建ち、全国から労働者が集まってきました。高度経済成長期には京浜工業地帯の中心として日本の発展に貢献した工業都市です。

川崎区は川崎市のいちばん東側に位置します。東京湾に面し、多摩川を挟んで対岸は東京都大田区です。西側は幸区と接しており、その区境はおおむね東海道本線に沿っています。南側は横浜市鶴見区となっています。

川崎市川崎区の交通と公共施設

川崎市川崎区は1972年に川崎市の政令指定都市移行とともに誕生した区です。JR東日本と京浜急行電鉄の川崎駅を中心に、川崎市内では最大の賑わいを誇る地域で、川崎区役所はその駅前から数百メートル東に進んだ交通至便な場所にあります。川崎区役所のはす向かいには川崎市役所があり、市役所をはじめ警察署、裁判所等、市の重要な行政施設はこの川崎区に集中しています。

国内有数の工業地帯である京浜工業地帯の重要な一角を担っていた地域でもあり、沿岸部の埋め立て地には大規模な工場が立ち並びます。その物流を担う道路交通網も発達しており、第一京浜(国道15号線)をはじめ、首都高速道路も複数走り、1997年には千葉県木更津市まで東京湾を横切る東京湾アクアライン(国道409号線)が開通しました。

川崎市川崎区の老人ホーム状況

2017年2月現在、LIFULL介護に掲載されている川崎区の有料老人ホームは13施設あり、そのすべての施設で入居金がないプランが用意されています。

入居金の最高額は1950万円で最低額は17万6000円、川崎区における入居金の平均額は約301万円(最低額の平均)から約413万円(最高額の平均)となっており、これはLIFULL介護に掲載している川崎市他区の有料老人ホームと比べると飛び抜けて低い金額に収まっているということが言えます。

月額利用料金の平均額については、入居金を設定しているプランで約24~25.5万円、入居金0円プランで約25~28.5万と、入居金0円プランのもののほうが1~3万円程度高額になっています。川崎市の他の区の月額利用料金平均額も20万円台半ばがほとんどで、区による差はあまりありません。

室数は最も少ない施設は40室、最も多い施設は191室で、平均室数は73.5室となっており、他の区に比べると、室数は多い傾向にあります。

川崎市川崎区の高齢者サポート

川崎区で高齢者についての業務全般を行っているのは区の高齢・障害課です。区内に9か所ある地域包括支援センターと協力しながら、さまざまな方面で高齢者をサポートしています。ちなみに川崎区は65歳以上人口、要支援以上高齢者数、全高齢者に対する要支援高齢者の割合は、どれも市内の区の中でいちばん大きいという特徴があります。

下並木について

下並木は「しもなみき」と読み、川崎区のほぼ西の端、横浜市鶴見区と接する町です。京浜急行線と東海道本線の間にあり、京浜急行線とJR南武線の八丁畷駅の西側はすべてこの町になります。八丁畷駅西口を出て少し行くと下並木公園、鶴見区寄りに川崎市立川崎中学校、その奥には自動車教習所、右手には川崎サイトシティという大型マンション、その片隅に町会の下並木会館があります。

八丁畷と下並木

八丁畷駅の歴史は古く、京浜電気鉄道の駅として誕生したのはまだ大正時代の1916年。1930年には南部鉄道の駅として営業が開始されています。

八丁畷の「なわて」は「縄手」と同義で、田んぼの中の道のことを指しています。この町を走る東海道が田の中を八町(約870メートル)にわたってまっすぐ延びていたことに由来していて、当時は「八丁縄手並木」と呼ばれていたそうです。現在の下並木の「並木」とはまさにこの東海道の並木ですから、八丁畷と下並木は同じところから来た名前なのです。かつてこの街道の両側には杉や榎が立ち並んでいましたが、現在はかりんの木が植えられています。

無縁塚

八丁畷駅の敷地内には無縁塚と呼ばれる塚があります。道路工事の際などに江戸時代の人骨がたびたび発掘された場所で、かつては災害で亡くなった身元のわからない人を川崎宿のはずれであったこのあたりの並木の下に埋めて弔ったのではないかと考えられています。1934年には供養塔が建てられ、現在まで毎年5月に供養の会が行われています。

鈴木町について

川崎区鈴木町は多摩川沿い、京浜急行電鉄大師線の鈴木町駅から隣りの川崎大師駅に至るまで北に向かって広がる町です。1929年にこの鈴木町駅が味の素前駅として開業したことからもわかるように、駅の北側には味の素(株)川崎工場や川崎事業所、川崎物流センター、南側には味の素食品研究所、そして2015年に新たに作られた味の素うま味体験館など、味の素関連の施設が数多く建てられています。

この町は京浜臨海部活性化を目し、1988年に策定された多摩川リバーサイド地区整備構想の対象地区でもあります。このあたりは「Cゾーン」として、「生産機能及び研究開発機能の集約による都市型研究開発・生産拠点の形成」に向けて、現在も整備事業が継続中です。

町名の由来は「味の素」

鈴木町の名は味の素の創業者である鈴木三郎助氏にちなんで付けられたものです。彼はもともと神奈川県の出身で、味の素株式会社はかつて鈴木商店の名で営業していました。川崎工場は1914年に建てられましたが、1923年の関東大震災によって全壊するという困難にも見舞われました。

現在の工場は敷地面積10万坪、東京ドーム8個分にも及ぶ巨大なものですが、川崎観光協会による産業観光ツアーなどでもコースとして取り入れられていて、その重要な見どころとなっています。味の素うま味体験館による見学ツアーも行われています。

渡田山王町について

川崎区渡田山王町は八丁畷駅からJR南武線沿いに東へ300メートル、国道15号線(第一京浜)の東側からJR南武線の川崎新町駅あたりまで延びている南武線南側の三角形の町です。川崎新町駅の北側に渡田(わたりだ)という町があり、渡田山王町の名はそこから分かれて付けられたものです。渡田という地名は新田義貞の家臣、亘新左衛門から来ているという説もあり、実際に渡田には亘新左衛門が新田義貞の遺品を持ち帰って祀ったという新田神社があります。古くから商業施設もほどよく混じった低中層の住宅地ですが、中央には大きく神奈川県立川崎高等学校が置かれています。

高校に接して渡田山王町第2公園、川崎新町駅近くに小田緑地、少し離れて渡田山王町児童公園など、住民がのんびり時間を過ごせる公園がところどころにあります。

町内の川崎新町駅ですが、立川と川崎を結ぶ南武線の浜川崎支線にある小さな駅で、川崎駅隣りの尻手駅から浜川崎駅までの全5駅のちょうど中央に当たります。終日二両編成での折り返し運転が行われ、川崎高校の生徒を中心に約1500名/日程度の利用があります。

県立川崎高等学校

1926年に神奈川県立川崎中学校として設立された学校ですが、川崎市では最初の旧制中学で、1950年には男女共学化されました。1969年、高校紛争で生徒会、制服、定期試験や成績表が廃止される歴史を持っています。ちなみに、小説家の島田雅彦や哲学者の中島義道などもこの学校の卒業生です。

2004年には同じく県立の川崎南高等学校が合流して再編され、現在は単位制高校、フレキシブルスクールとして全日制、定時制合わせて約300名の生徒が在学しています。

大師駅前について

川崎区大師駅前は京浜急行大師線の川崎大師駅から国道409号線に沿って南側に広がる町です。川崎大師駅前からは全国的にも有名な川崎大師平間寺への参道があり、その先にある大師公園、大師球場、川崎の姉妹都市、中国の瀋陽市から贈られた中国庭園「瀋秀園」へ向かう人もこの駅か、隣りの東門駅前を利用します。

この町の西側は同じく大師線鈴木町の駅入口まで延びていて、このあたりには工場跡地が再開発された新しい大型マンションが立ち並んでいます。

大師駅は京浜急行電鉄でいちばん古い駅というだけでなく、関東最古の電車駅です。大師電気鉄道の大師駅としてまだ明治時代の1899年に六郷橋駅との間を結んで開業しました。1925年、川崎大師駅に改称。現在、北口と南口がありますが、町としての大師駅前はこの南口側に位置しています。初詣の時などには臨時の改札口も設けられます。

江戸末期の江戸名所図解にも描かれた川崎大師の参道には天保の時代から名物として知られる久寿餅やだるま、縁起ものや民芸品、咳止めのさらし飴、せんべいなどを売る店が並び、老舗の蕎麦店や食事処なども点在しています。

若宮八幡宮

川崎大師駅を降りてすぐのところに仁徳天皇を祭神として祀る若宮八幡宮があります。川崎大師平間寺の鎮守社として続いてきましたが、明治時代の神仏分離政策により独立し、現在に至ります。仁徳天皇は淀川の治水工事を完成させたことで干拓事業の守護神として崇められており、そこから多摩川の洪水を治める願いを込め、ここに祀られたとされています。

境内にある金山神社は別名かなまら様、性と鍛冶屋の神とされ、ここで行われるかなまら祭は広く全国的に知られるようになりました。かなまら祭は古く江戸時代、川崎宿の飯盛女たちの願掛けである地べた祭に端を発し、商売繁盛から子孫繁栄、安産や縁結び、夫婦和合などのご利益があると言われています。4月の第一日曜日に開かれるこのお祭りは、男根を象った神輿が担がれ、3万人を超える人出で賑わいます。海外にも広く紹介されていて、現在は来客の半数以上が外国人観光客となっています。

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