横浜市戸塚区について

横浜市戸塚区の概要

全18区の横浜市で戸塚区は南部に位置し、藤沢市、鎌倉市と接する内陸の区です。1939年に横浜市へ編入され、1950年代には鉄道の延伸や道路網の整備で人口も急増、瀬谷区と栄区、泉区が分区され、いまの形になりました。面積は35.7平方キロメートルと横浜市内で最大で、国道一号線沿いに細長く伸びたその形は旧東海道の戸塚宿として栄えた名残りを見せています。

市内を南北に流れる柏尾川は戸塚区のシンボル的な存在で、春にはその流域に植えられた約700本の桜が花を付け、人々の目を楽しませます。藤沢市との境界にはかつて武蔵国と相模国を分けた境川が流れ、まさかりが淵市民の森を擁する宇田川、谷戸景観を今に留める和泉川がそこへ流れ込んでいます。

横浜市戸塚区の交通

戸塚区役所は区を縦に走るJR東海道本線と、中央を横切る横浜市営地下鉄ブルーラインがちょうど交差する戸塚駅の駅前にあります。2012年、西口再開発の目玉として、この新庁舎に移転してきました。

かつては京浜工業地帯の一角として発展してきたこの地域ですが、東京や横浜中心地へのアクセスがよいこともあり、それぞれのベッドタウンとしての役割が大きく注目されるようになりました。JR戸塚駅、東戸塚駅を中心に大型商業施設も充実し、地域住民の暮らしはより快適なものになってきました。

横浜市戸塚区の老人ホーム状況

2017年2月現在、LIFULL介護に掲載されている戸塚区の有料老人ホームは17施設あり、そのうち11の施設で入居金ゼロ円の料金プランが用意されています。入居金を支払う料金プランの月額費用平均が25万円前後であるのに対し、入居金0円プランの月額費用平均は30万円台の前半で、5万円程度、月の負担が大きくなるという計算ができます。

入居金は平均で1000万円以内には収まっていて、横浜市内では青葉区の次に安い水準となっています。高級志向というよりは、どちらかというとシンプルでかつ家庭的な環境を強調した施設が目立ちます。1施設の居室数は最も少ない施設で26室、最も多い施設で112室と、こちらも入居金、月額の傾向同様、横浜市内の各区と比較してほぼ真ん中くらいの水準であるという結果が出ています。

高齢者の相談窓口

戸塚区では区内に10か所ある地域包括支援センターが高齢者の総合的な相談窓口となっています。老人福祉センター、戸塚柏桜荘も地域の人との交流や健康増進、生きがいの発見に寄与する施設として、サークル活動やイベントなどが積極的に行われています。

東戸塚西地区について

東海道本線・横須賀線の別線化を契機にしてJR東戸塚駅が開業したのは1980年10月のことです。そこから駅周辺各地区の再開発が始まりました。東戸塚という地名は存在せず、東戸塚駅の西口は川上町、東口は品濃町に該当します。市の都市整備局が東戸塚西地区として再開発の対象に指定したのは西口駅前広場から北に延びた細長い一帯で、駅にごく近い川上町の一部と、西口側にはみだした品濃町の一部です。

東戸塚駅西口駅前広場周辺の施設

駅開業以前から商店や住宅が混然一体となって立ち並んでいた地域でしたが、「地域拠点駅前にふさわしいにぎわいを図るため、業務・文化・商業施設の集積を図る」ことを目的に土地区画整理事業が行われ、1988年に完了しました。その後、1998年に商業施設「東戸塚西口プラザ」、2009年に「モレラ東戸塚」がオープンしています。2010年には西口駅前広場の再整備 、2011年にとつか区民活動センター、モレラ東戸塚の3階に子育て支援拠点「とっとの芽」が設置されました。

2006年には東戸塚西地区街づくり協議会が設立され、周辺の清掃活動に加え、今後の街づくりへの提案など、積極的な働きかけがいまも継続されています。

東戸塚上品濃地区について

東戸塚上品濃地区は町名で言うと戸塚区上品濃全域に該当します。東戸塚西地区より横浜新道をまたいでさらに西側のエリアです。上品濃の読み方は「かみしなの」ですが、「しなの」とは山麓の緩やかな傾斜地を意味する言葉で、長野県の旧名、信濃と同義です。

この地区は駅前の中心地から少し離れ、霊園やゴルフ場、その他レクリエーション施設が置かれている区境の丘陵地に至るまでのその距離約1キロメートルほどのエリアで、自然環境と調和した研究開発施設、産業研修施設、医療福祉施設などを集積した市街地の形成を目指していました。バブルの崩壊により研究開発施設用地としての計画は頓挫してしまいましたが、自然環境とも調和した医療・福祉施設と住宅のある地域として、魅力的な街に育ってきています。

湘南医療大学

湘南医療大学は2015年に開校した保健医療学部のみの単科大学です。地域社会に貢献できる医療のスペシャリストを育成するために、県内の医療法人が建学しました。

学科は看護学科とリハビリテーション学科の2つがあり、専門知識と技術の伝達、グループ病院での現場実習に加え、それぞれ看護師や保健師、作業療法士や理学療法士などの資格取得に力を入れています。地域の住民も受講できる公開講座も開設されていて、その内容は地域の健康増進に寄与するものとなっています。

上品濃公園

町のほぼ中央にある上品濃公園は周囲に園路があり、ジョギングのコースとして人気のある公園です。春先には桜の花が、初夏にはケヤキの葉の緑が利用者の目を楽しませてくれます。中央の多目的広場では野球の試合なども行われ、住民に親しまれるスポットとなっています。

戸塚駅西口地区について

戸塚駅西口地区は上倉田町、戸塚町、吉田町にまたがるごく狭い範囲で、国道1号線と県道32号横浜藤沢線とJRの線路に囲まれた三角形の地帯です。

1962年に土地区画整理事業都市計画が決定し、1990年、東口の再開発が完了しました。西口地区は地元の反対などで難航しながらも1994年、都市計画が決定し、複数回の変更を経て、長きにわたって再開発事業が行われてきました。工事期間中も街の商業施設が営業を続けられるように2007年、戸塚ウエストという日本最大級の仮設店舗がオープンし、2010年まで営業が行われました。2013年、再開発の目玉である戸塚区総合庁舎も完成し、いったんの完了を見ています。

戸塚駅の乗降客数はJR、地下鉄合わせて1日約27万人です。ここに整備された西口バスセンターからは神奈川中央交通がJR大船駅、横浜市営地下鉄の立場駅、湘南台駅、小田急江ノ島線の長後駅、相模鉄道の弥生台駅といった方面に向けて多くの路線バスが運行されています。タクシーや一般車の発着もこのバスセンターで行われています。

戸塚駅西口地区の施設

2010年、再開発で建設された商業施設、トツカーナですが、ここには主要店舗として東急プラザ戸塚が入っています。トツカーナモールは地元商店が入居して営業することを想定して作られましたが、現在はチェーン店に切り替わったところも少なくありません。100を超える店舗が衣類、生活日用品、食品、医療などさまざまな分野のサービスを提供しています。

戸塚パルソ(PALLSO)もトツカーナ同様、再開発で建てられた商業店舗です。こちらも2010年にオープンしました。そのほとんどがそれまで戸塚で営業してきた商店からなり、地域にこだわったイベントや情報発信などを積極的に行っています。衣類や食品をはじめ、さまざまなジャンルの約40ほどの店舗が入っています。

2013年に完成した戸塚区総合庁舎は地下3階、地上9階の大きな建物です。駅からペデストリアンデッキでつながる直接3階に総合案内があり、トツカーナとも連絡ブリッジで同じ3階につながっています。戸塚区役所に加え南部農政事務所に南西部農業委員会があり、大型のコンサートなどが開かれる戸塚区民文化センターさくらプラザ、会議やセミナー、サークル活動等に利用できる多目的スペース、一時託児や健診フロアなども設けられています。3階にはカフェや地産地消販売コーナー、8階には屋上庭園もあり、他の地域からもこの新しい施設展開に注目が集まっています。

戸塚駅前中央地区について

戸塚駅前中央地区は戸塚駅西口地区の北側から国道1号線に沿ってJRの線路を超えて柏尾川に至るまでの区域です。駅周辺は商業地、東口の柏尾川に至る部分は低・中層の住宅地になっており、交通渋滞の解消と同時に街の活気を生み出すことが課題となっていました。国道1号線の北側にJRの線路をくぐる都市計画道路、柏尾戸塚道を作り、かつてあった「あかずの踏切」の問題は解消しました。

その地上部分の東口側には矢部トンネルの丘公園、吉田電車の見える公園が、西口側にはふたかけ広場が作られており、かつて踏切があったところには戸塚大踏切デッキと呼ばれる歩行者用の跨線橋ができ、その手前には戸塚大踏切ひろばとなっています。住民のレクリエーションや憩いの場として活用されることが期待できる新しいスポットです。

戸塚駅前中央地区の古刹

このエリアの西の端には清源院、東の端には善了寺というお寺があります。清源院は徳川家康の側室、お万の方が1620年に開いたと言われる浄土宗の寺で、本堂には葵の紋が掲げられています。徳川家康が贈ったとされる阿弥陀如来像が本尊となっていますが、これは後白河法皇が仏師、安阿弥に作らせた歯吹阿弥陀如来と呼ばれる貴重なもので、年に1度のお施餓鬼法要の際にはこの本尊を見ることができます。

善了寺は浄土真宗のお寺で、1233年に開山。1500年代後半の天正の時代に現在の場所に移ってきました。1866年に起こった矢部町の大火で鐘楼以外はすべて焼けてしまいました。1870年に一度本堂が再建されましたが、1923年の関東大震災により半壊し、現在の本堂は1945年に再建されたものです。この寺の聞思堂という建物では、地域のNPOと組んで、地域コミュニティの活性化を目指し、平和や環境、福祉を考えるさまざまなイベントを催しています。

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※HOME’S介護は、2017年4月1日にLIFULL介護に名称変更しました。