180度の水平線を眺める部屋で、波の音を聴きながら眠る。そんな暮らしを夢見たことはありませんか?海が近くにない地域で育つと、海沿いの暮らしに憧憬を抱くものですよね。

神奈川県横須賀市にある介護付き有料老人ホーム『サニーステージ野比弐番館』は、そうしたシーサイドライフへの憧れを叶えてくれる有料老人ホームです。ホームから砂浜まで徒歩1分という恵まれたロケーションもさることながら、インテリアも鮮やかな色を大胆に使っていてリゾート感満載!

まるで高級ホテルのようで、一度訪れると老人ホームのイメージががらりと変わります。

こちらのホームでは細部にどんなこだわりが隠れているのか、入居者のみなさんはどんな暮らしをしているのかを取材しました!

老人ホームで穏やかな海沿いの暮らしを実現

高い天井と人を優しく包み込む自然の光が織り成す色鮮やかな空間

【高い天井と人を優しく包み込む自然の光が織り成す色鮮やかな空間】

【四季の豊かな空模様を映し出す美しい海が、すぐそばに】

老人ホームだからこそ、の優雅な暮らし

 『サニーステージ野比弐番館』があるのは、京急久里浜駅からバスに10分ほど揺られた野比海岸のすぐそば。ちょうどホームの目の前がバス停留所になっています。

【陽光の前にそびえたつ、サニーステージ野比弐番館の外観】

青空によく映える白の外壁。アクセントにオレンジが効いています。さっそく中に入ってみましょう。

【赤と黒を基調とし、アートギャラリーのようにお洒落なエントランス】

【まるで美術館のような色彩で、毎日を優雅にする憩いの場】

この写真を見る限りでは、誰も老人ホームとは思いません。多くの老人ホームでは白・ベージュ・茶といった落ち着いた色味が採用されていますが、『サニーステージ野比弐番館』ではそうした固定観念に囚われず、鮮やかな原色をフル活用しています。

サニーステージシリーズは野比海岸以外にも東京都や神奈川県内に8ヶ所(2016年10月現在)あり、その雰囲気はホームごとに多種多様。デザイナーのアドバイスをもとに、実際に働くスタッフがインテリアや制服まで決めるそう。

「自分たちで築き上げるホームだ」という誇りと愛着を持ってもらうためです。

 【副支配人として、日々ご入居者と向き合う下田さん】

家具や装飾品の購入を担当した副支配人の下田智子さんはこう話します。

" 下田さん:野比弐番館はなんといっても海沿いに建っていることが特徴なので、鮮やかな青を中心に明るい色で揃え、リゾート感を出しました。

老人ホームに暗い印象を持たれていて不安そうに見学にいらした方も、一歩足を踏み入れると表情がパっと明るくなるんです。「こんなに気持ちのいいところなら、ぜひ暮らしたい」って。"

老人ホームは入居者にとって第二の自宅のようなもの。だから、“いかにも老人ホーム”といった印象にはしたくない。そんな想いから、入り口の看板もあえて「介護付き有料老人ホーム」という文字は小さくし、代わりに『サニーステージ野比弐番館』という文字を大きくしているそう。

 居室階の廊下突き当たりの窓辺には藤のチェアが置かれていました。同じ階の人と会話が生まれそうですね。

【居室階の窓辺には日常の会話が弾む、心地よい空間が】

【歩行の妨げにならないよう、工夫を凝らした施設づくり】

廊下を歩いていて気づいたのが、歩行を妨げになるものが一つも置かれていないこと。空気清浄機や消化器などが必要になることはそれまでの施設運営の経験からわかっていたので、建築段階で設置スペースを確保したそう。これならつまずいて転倒する心配もないし、見た目もすっきりします。

【優しい自然の光がたっぷりと注ぎ込まれる心地よい居室】

【部屋は青い空と澄んだ海。生命力に溢れた自然に囲まれ、いつも晴れやかな気分に】

居室は全室オーシャンビュー!青い空と澄んだ海、生命力に溢れた山々に囲まれ、カーテンを開く度に晴れやかな気分になれそうです。


【一人ひとりの体調と好みを考慮し、器や箸にも工夫を凝らした食事】

 最上階は三方から明るい光が燦々と降り注ぐレストラン&バー。もちろんここもオーシャンビューです。 料理には新鮮な三浦野菜を使用。地元の海産物が出ることもあるそうです。

病院の治療食のように薄味ではなく、レストランのような味付け。食欲をそそるよう、お皿や盛りつけの彩りにもこだわっているそう。もちろん、糖尿病を患っている方にはボリュームを減らしたり、咀嚼(そしゃく)が難しい方にも食べやすいソフト食といった対応もしています。

【広い海と空を独り占めできる心地よいウッドデッキ】

【ここでは夏の夜空には三浦海岸の花火が鑑賞できる】

レストランの奥はウッドデッキになっていて、遮るもののない海と空をひとりじめできます。晴れた日はここでほかの入居者とおしゃべりする方も多いのだとか。夏にはみんなで三浦海岸の花火大会を鑑賞するそうです。

海の隣で穏やかな毎日を送る

ホームの周辺を散策してみました。ホームの手前の道には水仙が並んでいて、水仙ロードと呼ばれています。毎年1〜2月は海の青と水仙の黄色の爽やかなコントラストが楽しめるそう。水仙以外にも季節ごとにさまざまな草花が生い茂り、散歩にぴったりの道ですね。

散歩を楽しむ入居者のみなさん。

【ホーム周辺の小道で散歩を楽しむ入居者のみなさん】

【砂浜の感触をかみしめる入居者のみなさん】

下田さん:入居して間もない方と一緒に散歩に来ると、みなさん喜ばれるんです。「砂浜の感触は久しぶりだわ」って。砂浜を歩くと足に適度な負荷がかかるので、それだけでリハビリにもなるんですよ。"

みんなで麦わら帽子をかぶって出かけ、寄せては返す波をのんびりと眺めたり、形のいい貝殻を拾ったり。気持ちが穏やかになりそうですね。

近隣にはフェリーが出航する久里浜港があるので、朝早起きして出かける方もいるそう。スパに行ったりお寿司屋さんでごはんを食べたりと、入居者は思い思いのシーサイドライフを楽しんでいるようです。

下田さん:「自宅で一人暮らししていた時よりも、家族や親戚の訪問が増えた」という声も聞きますね。ご自宅への訪問は気を遣うものでしょう。ここならいつでも気兼ねなく来れるし、周囲を散歩するのも気持ちいいから、みなさん遊びにいらっしゃるようになるんです。 "

サニーステージ野比弐番館の取材を終えて

年を重ねるとできることが少なくなり、施設に入ると自由がなくなるのでは。漠然とそんなイメージを抱いていましたが、『サニーステージ野比弐番館』を訪問して、逆に年を取ってからいままで憧れていた暮らしを実現できることもあるのだな、と思いました。

みなさんは、どんな土地で、どんな老後を送りたいですか?憧れのシーサイドライフが気になる方は、ぜひ『サニーステージ野比弐番館』を訪問してみてください。

(記事中の内容や施設に関する情報は2016年10月時点の情報です)